研究方針
全地球 規模の自然環境の悪化に伴い,貴重な医薬品の原料である薬用植物資源の枯渇が憂慮されている。そこで,世界各地の植物資源から新規生理活性成分の探索を行 い,活性成分を単離・精製し,活性本体の構造を明らかにすると共に新規高活性誘導体の化学合成を目指した創薬研究を行う。
また,近年,世界的に大きな問題となっている生活習慣病の予防に有用な機能性食品の開発を目的として,食用可能な薬用植物を対象とした機能性探索・評価研究を行い,有用な活性を有する植物に関しては,その活性成分を同定する。
同時に,活性を有することが明らかにされた有用な植物については,活性成分を安定的に高含有する品種の探索や識別,品質管理に関する研究を行う。
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教育方針
当研究室へ配属を希望する学生さんへ
当研究室では配属学生全員、実験を行います。その中で文献調査を行い自ら考えて研究を遂行する能力を身につけていってもらいます。その一環として文献購読ゼミでの発表を課しています。また就職活動等に役立つプレゼン能力を身につけるために、月毎に自分の研究結果をまとめる月報を提出してもらいます。
プレ特別実習を希望する三年生へ
見学を含めた体験実習を経て3年生時2月(後期試験終了後)より講義、実習のない時間に研究室に来て実験、調査を行います。また当研究室の文献購読ゼミにも参加していただきます。プレ優先枠に関して、3年時12月のはじめに希望をとります。プレ実習を希望するにあたり、当研究室では3年前期に文献購読ゼミの単位を取得することをお勧めします。
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